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なんで女性限定なの?

「ガールズリーダーシッププログラム」とは、その名の通り女性のためのリーダーシッププログラムです。

私達のプログラムをご紹介すると、「なぜ女の子限定なの?」「男の子は参加しちゃダメなの?」というご質問をよくいただきます。

女性のおかれている現代社会の環境

日本の女性は男性に比べ社会的地位や経済レベルが低いのが現状です。

日本の企業の女性役員の割合はわずか3.4%。

世界平均の23%に比べても、日本は女性リーダーの数が非常に低いことが分かります。

就業率では男性が71.4%に対し、女性は45.3%。

年収分布を見ても女性のキャリア形成には課題が残ります。

DVの被害者は98%が女性。

20人に1人の女性がDVによる死の恐怖を意識したことがあると回答しています。

被害者女性のうち40%は無収入です。

2019年のWEFのジェンダーギャップ指数では日本は153か国中、121位と最低記録を更新しました。

 

毎日通う学校でも、TVに映る政治家も、ニュースに出てくる社長も男性。これを見て育つ男性と女性では、将来の職業や夢見る時にどんな差が出るでしょうか?

なぜ女性限定なのか?

Rachel Simmonsの『Enough As She Is』と言う本によると、平均的に女性は10歳ごろからジェンダーステレオタイプを意識し始めるようになると言います。

ジェンダーステレオタイプとはどういうことでしょうか?

リーダーシッププログラムの中で、小学生低学年の女子に「“女の子らしくしなさい”とは、どうすることを言いますか?」と質問したところ、「おとなしくしていること、足を閉じて座る事、背筋を伸ばす事、かわいくいること、言葉遣いに気を付けること、ワンピースを着ること」と言う回答が返ってきました。ジェンダーステレオタイプとは、まさにこのことを言います。

 

「女の子だからおとなしくしなさい」「男の子だから泣いちゃいけない」…私たち大人は、何の根拠もないこの固定概念を、小さな子供に理不尽に押し付けていないでしょうか。

さらに、現代の女性はこのようなステレオタイプだけではなく、「男性と同様に勉強や仕事で成功しなければならない」というプレッシャーにも挟まれています。

本の中でDuke大学のSusan Roth教授は以下のように発言しています。

「女性はスーパーヒューマンでいなければならない、大志を抱いて、賢く、やる気があって、スタイルがいい、可愛くて、セクシーで社交的、スポーツもできて、親切で優しくてみんなから好かれている。」

 

この様子は私達がリーダーシップの授業をしていてもよく見受けられます。

参加者の発言から、日本の女性は特に女性らしさを求められているように感じます。

私たちが女性向けのリーダーシッププログラムを提供している理由は、女性のリーダーの数が少ない日本の現状を変えたいから、そして、女性特有のジェンダーステレオタイプによるプレッシャーを考慮した授業を提供することに意味があると考えるからです。

「男の子なんだから」と感情表現を控えるように育っている男性にも、男の子でも泣いていいんだよ!と言うような教育サポートが是非あってほしいと思います。大人の都合で全ての子供に同じ教育を当てはめるのではなく、それぞれのユニークなキャラクターを考慮して、少しでもそれぞれの子供にマッチする教育が提供される事を願います。

 

コネクトシスターズは女子教育のプロとして、ガールズリーダーシッププログラムを提供し続けることでその変革に携わっていければと思います。

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